ホーム個性の見つけ方
学びの背景 ④

この子の“好き”や“得意”、
どう見つけてあげよう?

得意は、テストの点数だけでは測れません。多重知能理論が示す“いろいろな知能の種類”を入り口に、お子さんの個性の傾向を考えるヒントを集めました。

「うちの子の得意って、いったい何だろう?」——習い事をいろいろ試しても、ぴんとくる答えが見つからない。そんなふうに感じることはありませんか。じつは“得意”は、ひとつのものさしで測れるものではありません。米ハーバード大学のハワード・ガードナー博士が提唱した「多重知能理論」は、「人には何種類もの知能があり、それぞれ得意の形が違う」という“学びの考え方”を示しています。

人の“得意”には、いろいろな種類があります

多重知能理論では、知能をいくつかの種類に分けて考えます。下のカードは、その代表的なものを、お子さんの個性の傾向を考えるヒントとして、やさしく並べたものです。「この子はこれが好きそうかな」と眺めながら、お子さんの“らしさ”を思い浮かべてみてください。どれが優れている・劣っているということはありません。

ことば

言語の知能

読む・書く・話すことや、言葉あそびを楽しむ傾向。物語や会話に心が動きやすいタイプです。

すうじ・すじみち

論理・数学の知能

数や規則性、筋道を立てて考えることを楽しむ傾向。なぜ?を確かめたくなるタイプです。

かたち・くうかん

空間の知能

絵・形・空間のイメージを思い描くことを楽しむ傾向。色や立体に心が動きやすいタイプです。

おと・リズム

音楽の知能

音・リズム・メロディーを感じ取ることを楽しむ傾向。歌や演奏に親しみやすいタイプです。

からだ

身体・運動の知能

体を動かすこと・手で作ることを楽しむ傾向。やってみて体で覚えるのが心地よいタイプです。

ひととのかかわり

対人の知能

人の気持ちを感じ取り、関わることを楽しむ傾向。仲間といることで力が出やすいタイプです。

じぶんとむきあう

内省の知能

自分の気持ちや考えを見つめることを大切にする傾向。じっくり考える時間を好むタイプです。

しぜん

博物・自然の知能

生きもの・植物・自然に興味を向けることを楽しむ傾向。観察やお世話が好きなタイプです。

“ひとつに決める”ためのものではありません

これらの知能は、どれかひとつに当てはめて「この子はこれ!」と決めつけるためのものではありません。多くの子は、いくつかの傾向を重ね持っています。大切なのは、「この子には、こんな“好き”の入り口がありそうだ」と、関わりの幅を広げてあげること。鑑定は、その入り口を見つけるお手伝いをします。

子どもの“好き”を一緒に見つけようと寄りそう親子

どの知能が優れている・劣っているということはありません。多くの子は、いくつもの傾向を重ね持っています。「この子には、こんな“好き”の入り口がありそうだ」——そう思いながら関わりの幅を広げてあげることが、その子らしさを花ひらかせる、いちばんの近道です。

ちいさな物語(イメージとして)

たとえば——勉強がちょっと苦手で、自信をなくしかけていたお子さんがいたとします。鑑定をきっかけに、ご家族が「この子は、形や色をイメージするのが好きなのかもしれない」と気づき、お絵かきや工作の時間を増やしてみた。すると、お子さんの表情がいきいきしてきた……。これは、ひとつのイメージとしてのお話です。鑑定が結果を約束するものではありませんが、「その子らしさに目を向けるきっかけ」が、家庭の空気をやわらかくすることはあります。

鑑定の時間で、お渡しできること

FPP指紋鑑定®では、10本の指の紋様を多重知能理論の考え方にそって整理し、お子さんの個性の“傾向”を言葉にしていきます。「うちの子、こんな入り口があるんだ」という発見が、これからの関わりや学び選びの、やさしいヒントになりますように。

その子らしさに目を向けてやわらかな時間を過ごす家族
このページについて。多重知能の種類や物語は、お子さんの個性を考えるためのヒントとしてのご案内です。これは医療行為・診断ではなく、自己理解のためのものです。鑑定は、才能・適職・将来を発見・測定・診断・保証するものではなく、個性の“傾向”を見つめ直すきっかけをお渡しするものです。多重知能理論はガードナー博士が示した“学びの考え方”であり、本鑑定がこの理論・研究者・大学に公認・推奨されたものではありません。
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