得意は、テストの点数だけでは測れません。多重知能理論が示す“いろいろな知能の種類”を入り口に、お子さんの個性の傾向を考えるヒントを集めました。
「うちの子の得意って、いったい何だろう?」——習い事をいろいろ試しても、ぴんとくる答えが見つからない。そんなふうに感じることはありませんか。じつは“得意”は、ひとつのものさしで測れるものではありません。米ハーバード大学のハワード・ガードナー博士が提唱した「多重知能理論」は、「人には何種類もの知能があり、それぞれ得意の形が違う」という“学びの考え方”を示しています。
多重知能理論では、知能をいくつかの種類に分けて考えます。下のカードは、その代表的なものを、お子さんの個性の傾向を考えるヒントとして、やさしく並べたものです。「この子はこれが好きそうかな」と眺めながら、お子さんの“らしさ”を思い浮かべてみてください。どれが優れている・劣っているということはありません。
読む・書く・話すことや、言葉あそびを楽しむ傾向。物語や会話に心が動きやすいタイプです。
数や規則性、筋道を立てて考えることを楽しむ傾向。なぜ?を確かめたくなるタイプです。
絵・形・空間のイメージを思い描くことを楽しむ傾向。色や立体に心が動きやすいタイプです。
音・リズム・メロディーを感じ取ることを楽しむ傾向。歌や演奏に親しみやすいタイプです。
体を動かすこと・手で作ることを楽しむ傾向。やってみて体で覚えるのが心地よいタイプです。
人の気持ちを感じ取り、関わることを楽しむ傾向。仲間といることで力が出やすいタイプです。
自分の気持ちや考えを見つめることを大切にする傾向。じっくり考える時間を好むタイプです。
生きもの・植物・自然に興味を向けることを楽しむ傾向。観察やお世話が好きなタイプです。
これらの知能は、どれかひとつに当てはめて「この子はこれ!」と決めつけるためのものではありません。多くの子は、いくつかの傾向を重ね持っています。大切なのは、「この子には、こんな“好き”の入り口がありそうだ」と、関わりの幅を広げてあげること。鑑定は、その入り口を見つけるお手伝いをします。

どの知能が優れている・劣っているということはありません。多くの子は、いくつもの傾向を重ね持っています。「この子には、こんな“好き”の入り口がありそうだ」——そう思いながら関わりの幅を広げてあげることが、その子らしさを花ひらかせる、いちばんの近道です。
たとえば——勉強がちょっと苦手で、自信をなくしかけていたお子さんがいたとします。鑑定をきっかけに、ご家族が「この子は、形や色をイメージするのが好きなのかもしれない」と気づき、お絵かきや工作の時間を増やしてみた。すると、お子さんの表情がいきいきしてきた……。これは、ひとつのイメージとしてのお話です。鑑定が結果を約束するものではありませんが、「その子らしさに目を向けるきっかけ」が、家庭の空気をやわらかくすることはあります。
FPP指紋鑑定®では、10本の指の紋様を多重知能理論の考え方にそって整理し、お子さんの個性の“傾向”を言葉にしていきます。「うちの子、こんな入り口があるんだ」という発見が、これからの関わりや学び選びの、やさしいヒントになりますように。

いきなりお申込みでなくて大丈夫。「どんなことがわかるの?」「子どもは何歳から?」——そんなご質問だけでも、どうぞお気軽に。子育て歴20年の鑑定士が、ひとつずつお答えします。
ご相談・指紋採取は対面で承ります。結果のご説明はオンラインでも可能です。